淡色の空

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涸れた井戸と、水の価値


『――We never know the worth of water till the well is dry. 大英帝国』

つまりはそんな感じのものです。

本来はもっと長かったんですが、どうも上手くまとまりきらず、
最初から作り直したらこうなりました。
これの前の試作の余りのまとまらなさに若干かっとしてやったので、
反省と後悔は結構しています(´・ω・`)

霊霖って、その知り合った経緯の不明さも然ることながら、
どう頑張っても困難しか待ってなさそうな道程が寧ろ
魅力だと思い始めた今日この頃です。
ちなみに私、ハッピーエンドものが基本的に好きですが、
適度な悲恋系も好きだったりします、ハイ。

#何気に紫さんが私の作品で初登場だったり。

(霖之助、霊夢)


「――霊夢。君は、僕がいなくなったらどうするつもりなんだ?」

いつものように、特に用もなく訪れた香霖堂。
そこで、霊夢はこれまたいつものように店の奥の戸棚から上等なお茶を見つけ出し、霖之助に渋い顔と共に吐き出された小言を躱しつつ、仕方ないので彼の分も淹れてから堪能していた、その矢先。
ふと、普段は見ないような真面目な顔で湯呑みを置いた霖之助の言葉に、霊夢は一瞬耳と霖之助の正気を疑った。

「……何言ってるの? 霖之助さんが私より先にいなくなるはずないでしょう?」

気付けば、流れるように霊夢はそう返していた。
それは、自分と彼の種族を考えれば当然の答えだった。
自分は人間で、霖之助は半人半妖で。
もう既に彼は自分の何倍も生きていると言っていたし、自分が小さかった頃から彼は殆ど変わっていない。
そういう経験則からも裏打ちされたその答えに、今更疑問の余地などあるはずはない。
――だが、それでも尚、霖之助の表情は崩れない。

「確かに寿命で考えるならそうだけどね。例えば僕がここから姿を消したとしたら、結局は同じ事だろう?」
「……前に言ってた、外の世界に行くってやつの事?」

霖之助の漏らした言葉に、自然と霊夢はそれが思い浮かんだ。
彼はこの場所に店を構えた際に、その名前の由来に『幻想郷の中心』の意味を含ませるくらいに強い思い入れがあるのは、霊夢も知っている。
そしてその屋号の通り――実際の行動が多分に伴っていないが――霖之助はこの場所から、人妖問わず相手にする幻想郷一の商人になるべく、商売を営んできた。
安全で己の縁故もある人里を捨て、ただ自分の夢のために、だ。
そういった事情は、彼が生半可な事情ではこの場所から移動しないという事への裏づけでもある。
しかし、その事情を唯一覆す可能性がある選択肢。
それが、霊夢の言った『外の世界への修行』だった。
霖之助はいつか、より技術の進んでいる外の世界へ出て知識や技術の研鑽を深め、それを幻想郷へ持ち帰るつもりでいるらしい。
当然、その望みを叶えるためには、彼の思い入れや愛着が十分にあるこの店を置いていかなければならない。
それに何より、この結界で閉ざされた幻想郷にどうやって、そしていつ戻ってこれるのかすら定かではない。
しかし、それを分かった上で尚、彼はその望みを口にする事をやめることはない。
その意味するところは、つまり。

「……まぁ、それだけじゃないかもしれないが。単なる例え話さ」

霖之助にしては少し珍しい、お茶を濁したような言葉に、拘泥とした靄が胸中にかかる。
明瞭な受け答えを避けたという事実だけで、さっきの自分の言葉が正鵠を射ていた事が、何となく霊夢には分かった。
――しかし、だからこそ。
彼が『例え話』と明言してはいるが、絶対に有り得ないような例を挙げているわけではないように聞こえるのが、何となく嫌だった。
近いうちにそれが実現するかもしれない――暗に、そう言っているようで。

「……じゃあ、どういうつもりでそんな事言うの?」

少し低い、やや怒っているとも取れる声で、そう聞き返した。
尤もそれは、自身の思っている素直な感情を悟られたくないから、という理由でそうなったのだが、霖之助はそれを額面通りに受け取ったらしい。
お茶を一口含み、肩を竦めながら、霖之助は湯呑みを置いた。

「これでも心配しているのさ。仮にここで今までと同じような事が出来なくなれば、次は人里でも同じことをするのだろうか、という具合にね。君ももう少し淑やかにしなければならない年だという事を自覚すべきだ」
「それ、私の心配じゃなくて、人里のお店の心配じゃない。何が私の心配よ。逆に酷いわ」
「ああ、なるほど。そういう意図があったわけではなかったが、結果的にはそうかもしれないな」

何それ、と、じっとりとした目で霖之助を見ながら、霊夢は不満そうに頬を膨らませた。
そういう仕草をするところが、霖之助から言わせればまだまだ子供なのだが、そんな霊夢も確実に成長してきているのは否定しようのない事実だ。
そしてちょうど今頃の人間の少女は、その人生の中でも最も気難しい年頃なのだとも聞く。
元々、諭しても余り効果のない娘であるから、その年頃の特徴と合わさると、周りの大人の諌めに中々耳を貸さないのは当然のことなのかもしれない。
――そういう身近な年長者からの諌めの価値が、後に玉にも璧にもなるのだというのが真に理解出来るようになるのは、いつの時代になっても、それを言われた瞬間ではないのだから。

「……『水の価値は、井戸が涸れて初めて分かる』という言葉もあるんだが、まぁ、君はまだ若い上に、前向きな性格をしているからな。『最悪を想像しろ』、という方が無理なのかもしれないが」
「……よく分かんないけど、そりゃそうでしょ。だって霖之助さんは、私より先にここからいなくなる事なんかないんだから。想像しろって方が土台無理よ。それに霖之助さんがいなくなったら、誰が私の服とか道具を直してくれるのよ」
「……ふむ」

はっきり、きっぱりとそう言った霊夢の言葉に、何故か霖之助は少し驚いたような顔をする。
それが、何だか自分の言った言葉をしっかり吟味されているようで、霊夢は何となく気恥ずかしかった。
何と言うか、別にそんな深い意味を込めて言ったつもりではなかったのだが、そう驚いた顔をされると、何かとんでもない事を言ってしまったのではないかと少々焦ってくる。

「……何? 私、そんなにおかしいことを言った?」
「ああ、いや。君の事だから、『直してくれるなら誰でもいい』と言うだろうと思っていたんだ。それが少し意外だっただけさ」
「……それ、さすがに霖之助さんの前だから言わなかっただけなんだけど。だからぶっちゃけた本音は、霖之助さんの言うとおりよ? ただ、一つのお店で、服も道具も全部纏めてやってくれるのはここだけなの。面倒がないのと、ツケでやってくれるから便利なだけ。……まぁ、他のところを探すのも出来ないではないだろうけど、面倒だもの。ツケでやってくれないし」

努めていつも通りに、手をひらひらとさせながら、霊夢は言う。

――『直してくれるなら誰でもいい』というのは、紛れもない本音だった。
霖之助は昔からの知り合いで、ツケもきくし、細かい点での調整も請け負ってくれるから『便利』なだけ、というのもまた、同様に偽らざる本音だ。
もし彼以上にこちらの要望を聞きうけてくれる職人がいるのなら、別にそっちに依頼したって、霊夢からすれば何ら構いはしない。
しかし霊夢の知る限りでは、彼以上に適任者がいないのが現実だ。
出来るだけ修復の質のグレードは落としたくないし、ツケのきく便利な道具屋も他に霊夢は知らないから、『腕がよくて、しかもツケで請け負ってくれる便利な職人が他にどこにいるのだ』と、そう言っただけだ。
ただ、それだけである。

――しかしそこには、それとは異なる『本音』が混じっていたのを、霊夢自身は気付かない。
霖之助が驚いたのは、実はその裏に紛れた本音であったことを、霊夢自身は気付かなかったのだ。

「あぁ、そうだな。それの方が実に君らしい。……そう言えば、君はここ以外の店ではちゃんと対価を払っているんだったね」
「そうね。まあ、払わないと後々面倒だし」
「そうか。――それなら、いいんだ」

ぽつり、霖之助は呟いた。
――それは深く、驚く程静かで、穏やかで。
そしてどういうわけか、酷く安堵にも満ちているようにも聞こえる、不可思議な呟きだった。


 ◇ ◇ ◇


――今となっては、その一言がやたらと耳に残っている。
だがその時の自分は、それを『彼にしては何だか少し妙かもしれない』程度のものにしか理解していなかった。
精々、彼が『どうしてここでは払わないのか』と聞いてこなかったり、『そもそもそれならいいとはどういう意味なのだろうか』という、軽い疑問を感じる程度だった。
それと言うのも、霖之助の小言は最早日常のそれで、霊夢にとっては霖之助の存在と同様、あるのが当然のものだと思っていたからだろう。
彼の存在は、自分と魔理沙にとっては、あって当然のものだったから。
小さい頃から、何だかんだ言いながらも世話を焼いてきてくれたのだから、それが今後も続いていく事を少しも疑っていなかった。
そもそも、疑うという選択肢すら存在していなかったのだ。
『あって当たり前』という考えは、つまりそういうことだ。
だから、そこから短絡的に繋げてしまった。

――あるのが当たり前なのだから、彼に対しては何も遠慮する必要はないのだ、と。

霊夢が霖之助本人にぶちまけた『本音』は、まさしくその極みであった。
しかし、そこに何か問題があるとは、霊夢は考えない。
それで向こうが離れていくならそれでいいし、そうでなくてもそれでいい。
そう考えているからだ。
――だが、『離れていってもどうでもいい』相手に対してのそれと、『離れていくとは思っていない』相手に対してのそれは、過程は同じだが望む結果は当然違う。
それをよく考えなかったが故に、自分はいつも通り『何もお前じゃなくてもいい』と言ったのだ。
あくまでいつも通りに。
努めて、いつも通りの自分の考えを表明するために。



――それが、実は何よりの決定打だったと知ったのは。
少し経って、霖之助が幻想郷から行方不明となり。
魔理沙と共に異変だと思って行動しようとした矢先に、紫から『彼が自分の意志で外の世界へと旅立った』と聞かされた時だった。


 ◇ ◇ ◇


そうして全部が過ぎ去ってしまった後で、紫から全てを聞かされた。

実は霖之助は、前々から紫に対し、外に出る方法はないかと相談を持ちかけていたらしい。
当然、外に行くためには結界に穴を開けなければならないので、紫が普通に頷くはずはなかった。
――だが、どんな気紛れがあったのか、何度目かの相談の際に、紫は遂にそれに頷く事を決めたのだと言う。
その際、霖之助は喜びつつも、『知り合いに挨拶くらいはしておきたい』と言った。
だがその時点で、紫は霖之助の言うその知り合い――特に自分と魔理沙が騒ぎ立てる事は、はなから予想していた。
事後ならば既に霖之助は幻想郷にいないのでどうにもならないが、事前にそんな騒ぎがあっては面倒極まりない。
だから、『挨拶するのは構わないが、その目的は明言しないこと』という条件を付けたのだと言う。

しかし、結果だけ見れば、それは破られた。
彼ははっきりと自分に対し、『いなくなったらどうする』と明言していたからだ。
その点を紫が霖之助に問責したが、彼は特に悪びれる風もなかったらしい。

『――ああ、その事かい? あの娘はああ見えて、ちゃんと博麗の巫女としての意識があるからね。僕が何を考えていても、幻想郷の維持に対して害にならない限り、特に何かを思う事はない。僕はその点を、何より信用しているんだ。確かに君の提示した条件に抵触したが、僕も君に許可をくれた恩を感じていた。だから、少しは霊夢のそういった面を見せてあげた方がいいと思ってね。――君も、はっきりと僕の目的を言い当てても動じないあの娘を見れて、多少は安心したんじゃないのかい?』

至って平静に、至って当たり前のように、そう言われただけだったのだという。
実際、はっきりと霖之助に『いなくなったらどうする』と言われ、しかも何度か念を押されてもあくまでいつも通りだったことに、紫は少しの意外さとそれなりの安心感を得ていた。
そういう、彼らしい遠回しな気遣いをした点を評価して、その件については不問としたと言う。
――尤も、紫は霊夢がいつも通りだった理由をそれとなく分かっていたのだが、それをわざわざ指摘するのも野暮というものだろう。
だから、何も言わずに不問として、彼を送り出した。






――『彼から随分と信用されていたみたいで良かったじゃない』。

それらを話し終え、自分の顔を見た紫は、少し驚いたような表情を浮かべてから、やはり少しだけ困ったような顔で、そう言った。
実際、あまり巫女として熱心に見えない自分に対し、少しでもその片鱗を見ることが出来た事は、管理者たる紫にとっては好ましいことだったのだろう。
とりあえず、こちらの今にも崩れ落ちそうな顔を見て、慰めるつもりで真っ先にそんな台詞が浮かんできたくらいには。



しかしそんな紫の言葉は、今もあの霖之助の安堵に満ちた言葉と共に、逆の響きを持ったまま胸に残って離れない。



――ああ、確かにそうだ。
自分は巫女として、確かに信用されていたのだろう。
だから霖之助も、退魔道具や巫女服の修復をツケで受けてくれていたのだろう。
だから霖之助も、自身の手に負えないことがあれば、自分に頼んできたのだろう。
信頼、されていたから。――『巫女』として。

それは、誇るべきことだ。
第三者からの絶大な信頼である。
しかもそれは、小さい頃から自分を見知っていて、しかも相手を誉めることをあまりせず、更にこの幻想郷の未来を深く考えて憂慮するくらいの相手からの賛辞だ。
まぁ、その相手は人間ではなく半人半妖なのが少々ネックと言えるかもしれないが、それでも彼にしてみれば最大限の賛辞に他ならない。
だから、それは喜んで然るべきなのだ。
――だが、それと裏腹に。
第一声として霊夢の口から漏れた言葉は。

「……そんな信頼なんか、いらなかったわよ……」

只管に唇を噛んで、鼻の奥が酷く痛むのを耐えながら漏れ出た第一声は。
『いつも』の自分らしくない、まるで普通の人間の少女のように弱々しい、それだった。
嵐のように胸中に吹き荒ぶ感情は、悲哀や、憤怒か、後悔か、絶望か。
混ざりすぎたそれを選り分けることは、最早敵うことはなく。

ただ、そこにあるのが当たり前だった『水』が、井戸の枯渇によって失われた意味の余りの大きさに、気付いただけだった。


 ◇ ◇ ◇


からんからん、と、軽快にカウベルが鳴る。
香霖堂のドアを潜れば、霊夢の記憶とそう変わらない様相の店内が迎えてくれた。
通常、無人となった家屋など、数年もしないうちに朽ち果てるのが常であるが、この香霖堂は違う。
その管理を、基本的に自分と魔理沙が行っているからだ。
『香霖がいつ帰ってきてもいいように』と魔理沙が言ったのに、霊夢も賛同したが故である。
だから、この店内は少なくとも霊夢が見る限り、記憶のそれと相違はない。
――そこに、いつもいたはずの主人の姿がない以外は。

「……」

無言のまま、霊夢は『いつものように』店を横切り、奥へと向かう。
――こうして香霖堂の管理をしているのは、一種の現実逃避であることは、霊夢も、恐らく魔理沙も頭の中では分かっている。
ただ、それを認めるわけにはいかないのだ。
それを認めたら――『いつまでも当たり前に傍にあるものを失ってしまった』という現実と、全身で向かい合わねばならないから。
平穏と日常、そしてそれらを提供していてくれた相手の気持ちに胡坐をかき、それどころかさも当然にそれらを蔑ろにしていた自分を、殺したくなってしまうから。

「……」

流しへと到着すると、いつもの戸棚から記憶の中のそれより大分安い茶葉を取って、お茶を淹れ始める。
――こぽこぽ、と音を立てて湯呑みに満ちる、湯気の立つ緑色の水面を眺めながら、霊夢は少しだけ耳を澄ました。


いつも聞こえていた小言は、なかった。



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コメントコメント


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この霖之助は戻って来ないのかな。さすがに霊夢や魔理沙が死ぬ前には戻ってきそうだけど、本気で切ない展開が待ってそうだ。
初の霊夢と魔理沙のSSどっちが先にくるかなと思ってたけど、悲恋がくるとは……これは霊夢と魔理沙にも大ダメージ! 油断した! あまりの展開にこっちも大ダメージだよ! 淡色さんの初の悲恋モノにやられたよ! あと紫お姉さんかわいいよ!

のた | URL | 2012/05/28 (Mon) 00:45 [編集]


毎度、お疲れ様です。
このお話の通り、「大切なものは失ってから、それを実感」するんですよね。 すこし切ないです。
しかし霊夢、魔理沙、霖之助と、今回の件でお互いの存在を改めて認識するには良いかも知れないですね。
そして無事に再開したら、暖かくむかえて欲しいです…………が、霊夢と魔理沙ならあえていつも通りに迎える気もしますけどね。

OG-Thompson | URL | 2012/05/28 (Mon) 05:12 [編集]


悲恋かぁ……切ないなぁ。
こういうのは少し新鮮でした。
外に行った店主は蓮子とメリーにでも捕まってるのかな。

何か店の奥で霖之助の古着か何かを顔をうずめる位に抱き締めて噛み殺した泣き声で泣く霊夢を幻視しましたよ。

| URL | 2012/05/28 (Mon) 17:20 [編集]


何か救済策はないですか?続きはまだですか?
切なくて胸に穴があいたようなこの心情に責任を取ってください。

| URL | 2012/05/29 (Tue) 00:52 [編集]


これで戻ってきた時に子供でも連れてきた日にはww
大切なものほど失ってから気づきもし
かりにもう一度手に入るなら二度とそれを手放したりはしないだろうね
直ぐに帰ってきた場合霊夢と魔理沙の依存率は跳ね上がるだろな

まぁ霖之助は外の世界で二人組に囲まれて楽しく生活してると思うぜww

猟奇王 | URL | 2012/06/01 (Fri) 00:28 [編集]


失って初めて大切さに気づくって、
当たり前ですが凄い寂しいことですね。
その大切なものはもう失われてますから。
できれば、彼女らがまた小言と蘊蓄を聞ける日を

iura | URL | 2012/06/03 (Sun) 20:22 [編集]


 
 

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