淡色の空

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店主と賢将の探し物

ナズ霖BOTで呟いている内容でネタになりそうなものがあったので、
ふとした思い付きでSS化を敢行してみました。
少しばかり展開は改変しましたが、
あの呟きは大体こんな土台の元に呟かれているものだという補足的なものです。

しかし、ゆっくり書くとお話が長くなるのは相変わらず不思議です。
もう少し短くまとめるのが今後の課題でしょうか。

さて、それでは以下より~。

◆◆
Pixivでいつもお世話になっているウールさんに、またまたこのSSのイラストを描いて頂きました!
使用許可を頂きましたので、挿絵形式にてお送りします。
ウールさん、いつも本当にありがとうございます!
◆◆

(霖之助、ナズーリン)


「……」

ナズーリンは一人、腕を組んでじっと目の前の男の背中を無言で見上げていた。
その目や口元――ひいては表情は、どことなく不機嫌そうに歪んでいる。
くねり、と思い出したようにつまらなそうに動く尾や、ぴこぴことしきりに動く耳を見ても、いつものように飄々とした彼女らしい態度ではないことが分かる。
そんなナズーリンが見上げている背中の主――霖之助は、すぐ背後の存在にすら気付いていないかのように、ただ黙々と棚に置かれた道具を掻き分けたり、箱があればその中を確かめたりしている。
どう見ても何かを探しているように見えるが、果たしてこんなに道具が散らばっているような場所で見つかるようなものなのだろうか。
普段からもう少し整理していればまだ分からなかったかもしれないが、あれだけ片付けるのを難癖付けて避けていたのだから、見つからないのは完全に自業自得と言うものだ。

――これに懲りれば、少しは良い薬になるだろう。

そんなことを思いながら、少しもナズーリンの来店に気付いていない霖之助の背後に立ったのは、もう随分と前のことだ。

――私に気付いたら、いくらこの男でも驚くだろうか? まぁ、驚かない姿が簡単に想像出来てしまうのも考え物だが……逆に驚いたのなら、それはそれで可愛らしいものなんだがね。

ふふん、と『その時』が来るのをほくそ笑んで待った。
気付いた時の第一声は、果たしていつも通りなのか。
それとも驚いた拍子に、霖之助にしては珍しく声を上げるのだろうか。
後者だったら、その意外さについ笑ってしまうかもしれない。
そうしたらこの男のことだ。きっと不機嫌そうに顔を歪めることだろうな。
――そんな他愛もないことを考えていたのも、はじめのうちだけだった。
三十分が経ち、そして一時間が経とうとしている今も、霖之助はこちらに気付かない。
持った箱を足元に置くために半身だけこちらを振り返ったりもしたのだが、それでも何かを探すことに夢中のせいか全く気付かない。
わざとやっているのだろうか、と訝しむくらい、気付かない。
こんなに近くにいるのに、気付かない。

「……っ」

それが何故か苛立たしくて――あと、ほんの少しだけ悔しくて、ナズーリンは唇を噛んだ。
すぐ後ろにいるのに気付かないとは、この男は一体どれだけ鈍いのだろうか。
――まぁ、確かにナズーリンの方も、霖之助の背後に立ってから気付かれないよう、殆ど身動きをしていない。
つまり、そもそもナズーリン自身が、気付かれる要素を極限まで抑えていることに他ならないのだ。
そうなれば、特に戦闘に優れているという話を聞かない霖之助が気付かないというのも、実はそう無理もない話なのだろう。
霖之助にそれを責めても、きっと『お門違いだよ』とでも言うに違いない。

しかし、事実としてはそうなのかもしれないが、事実と感情的な判断というのは、往々にして交わらないものである。
事実に基づいた行動を取るのなら、『自分も気付かれないようにしているしな』とでも思い直し、いい加減飽きてきた段階で『やれやれ』と呆れながら声をかけるのが最も自然で、かつスマートな方法だろう。
そしてナズーリンなら、そういった行動が取れる程度の思慮は持っている。
いつもならそうしたことだろう。
――だが、重ねて言おう。事実と感情的な判断は、往々にして交わらない。

「――ふんっ」

がすん、と、それなりの力を込めてナズーリンは霖之助の脛を蹴り上げた。
その衝撃に、ようやく霖之助は探し物をする手を止め、くるりと後ろを振り返った。
その表情は驚きに染まっているわけでもなく。
ただいつも通りに淡々とした、それでいて少しだけ気だるそうなものだった。

「……ああ、君か。音もなく店に入ってきて、しかもいきなり人の足を蹴り上げるとはどういうつもりだい?」
「ふん。ドアを開けた時にベルは鳴ったし、私も一度声をかけたさ。気付かなかったのはそっちの方だよ」
「だからと言って、それが僕の脚を蹴り飛ばす理由はならないと思うんだが」
「それも含めて、気付かない方が悪いということさ」

ふい、とナズーリンはそっぽを向く。
その如何にも不機嫌と言わんばかりのナズーリンの様子に、霖之助もかすかに首を傾げるが、それについて特に問おうとはしなかった。
むしろ、気だるそうな表情の中に、少しばかりの安堵が混じったような、そんな珍しい表情を浮かべていた。

「……まぁいい。いや、むしろ君が来てくれてよかった」
「うん?」
「すまないがナズーリン。今のを不問にする代わりに、ちょっと手伝ってくれないか? 見ての通り、ちょっと探し物をしていたところなんだが、どうしても目的のものが見つからないんだ」
「……あぁ、まぁ、そんなところだろうとは思ったよ」

その言葉に、ナズーリンは呆れたように溜息を吐いた。
何かを探していた様子から、そう声をかけてくるだろうと予測はしていた。
――しかし、別に期待していたわけではないが、自分を待っていた少女に対して、もう少しまともな台詞を言えないのだろうか、と思わざるを得ない。
この男はやっぱり、こういうところには気が利かない。
まぁ、らしいと言ってしまえばらしいし、いつも通りと言ってしまえばいつも通りと言うのが遣る瀬無いのではあるが。

「……ふん。別に私が手伝うメリットはないじゃないか。君と同じで、私も人様に奉仕するほどお人よしではないよ」
「ふむ……」

相も変わらず機嫌が悪そうなナズーリンに、霖之助は少しばかり思案する。
彼女にしては珍しく相当臍を曲げているようにも見えるあたり、どうやら自分が彼女に気付かなかった時間というのは相当長かったらしい。
初めは蹴られる理由もなしに、とナズーリンの所業を非難の目で見ていたのだが、どうやらどっちもどっちだったようだ。
――となると、今霖之助がナズーリンに頼みごとをするのは少々分が悪いことになるが、まぁいい。
せっかく時間を短縮できる存在が目の前にいるのだから、その力を貸してもらわない方が勿体無いというものだろう。
しかし、どうやって手伝ってもらうよう仕向けるべきなのか――。

「……しかし、君が探しているものによっては、手伝ってやってもいい。何を探しているんだい?」
「うん? ああ、そうだね……」

などと、これからのやり取りの布石を考えていた矢先。
意外にもナズーリンの方からそんな声がかかった。
気が変わったのかどうかは分からないが、向こうから助け舟を出してくれたのなら、それに乗らない手はない。
抜け目ないナズーリンが相手なので多少の警戒は必要だろうが、それについては目を光らせておけばいいだろう。

「ちょっとした小物入れのような箱なんだ。これくらいの大きさの箱なんだが」

そう言いながら、霖之助は両手で四角を作る。
その大きさは、ちょうど僧侶が禅を組んだ時に手で組む印くらいの大きさだ。
何か物を入れておくにしても、随分と小ぶりである。確かに小物入れの部類だろう。

「ふうん。で、中には何が入ってるんだい?」
「……そんな事を聞いてどうするんだい」

そんな事まで詮索してどうするのか、とでも言いたそうに、やや呆れ気味の感情が込められた霖之助の声が返ってくる。
霖之助をよく知らない人物なら、きっと十人中十人がそういうふうに感じるだろう声だ。
――だが、そうでない者からすれば、感じる印象は少し違う。
呆れ気味の声色の陰に、それとは違う意図や感情が僅かに顔を覗かせている。
それに気付いたナズーリンは、にやりと、少し意地の悪い笑みを浮かべた。

「いや、特に他意はないさ。普通、箱を探していると言ったら、その中に入っているものが気になるものだろう? まさか空箱を必死に探す間抜けはいないだろうからね。……しかし、そうか。聞かれては拙いものでも入っているのかい?」
「……いや、別にそういうわけではないが。まぁ、ちょっとした小物さ。変なものではないよ」
「それは価値あるものなのかい?」
「……普通、かな。まぁ、君が目を見張るほど価値あるものでないことは確かだが」
「ふんふん。……なるほど、ね」

何やら煮え切らない答えだが、逆にそれが面白い。
どうやら霖之助は、その探している箱の中身を教えるつもりはないらしい。
中身を教えれば、自分が何かしでかすだろうと警戒しているのかもしれない。
なら――少し、気が変わった。
もし霖之助が探しているものが価値あるものだったら、適当に探すふりをして持ち去る悪戯を画策していたのだが、少し趣を変える。
教えてくれるつもりがないのなら、こちらが先に見つけて暴いてしまえばいい。
幸い、探し物は得意だ。
ある程度特定が出来るのなら、この店の主である霖之助よりも早く、目的の物を見つける自信はナズーリンにはあった。

「よし、ちょっと気が変わったよ。せっかくだから手伝ってあげようじゃないか、霖之助君」
「……その申し出は有り難いが、正直あまりいい予感がしないのは何故だろうね、ナズーリン」

霖之助としては願ったり叶ったりであるはずのナズーリンの申し出ではあったが、彼女のにやにやとした笑顔と不自然なまでの親切心溢れる言葉は、如何にも不審だ。
言葉に喩えるのなら、まさに『李下で冠を正す』である。
それに『気が変わった』とは、どんな気がどんなふうに変わったと言うのだろうか。
その辺りも、怪しくて仕方がないようにしか聞こえない。
――しかし、そんな疑惑のこもった霖之助の視線にも、ナズーリンは何処吹く風であった。

「ハハッ。それは君の気のせいじゃないのかい? 人を信用しすぎるのも考え物だが、疑いすぎるのも考え物だということさ」
「君が言える口なのかは甚だ疑問だが……まぁいい。それじゃあ、すまないがよろしく頼むよ」

だが、探し物にかける時間と己の手間と面倒さを、ナズーリンへの疑惑と天秤にかけた結果。
霖之助は、ナズーリンの申し出に頷いたのだった。


 ◇ ◇ ◇


がさり、ごそり。
自分の手元からも、そして背後からもそんな音が、静かな空間に反響するかのようにして聞こえてくる。
何の音かは言うまでもない、霖之助の言っていた探し物をする音だ。
霖之助は相変わらず己の記憶を頼りにした手探りで。
ナズーリンはペンデュラムとロッドを使ったダウジングで、片っ端から当たりをつけた場所を探していく。
それぞれのやり方で、探し物は進む。
進むが、相変わらず霖之助の方ではそれらしいものが見当たらない。
店の方を探す前に自分の寝室や居間を隈なく探したので、あとあるとすればここくらいしかないはずなのだが、どうにも見当たらない。

「……そういえば、霖之助君」
「うん? 何だい?」

ふと聞こえたナズーリンの声に、霖之助は振り返る事なく答えた。
相変わらず手と目は動いたままだが、質問に答えるくらいならまるで問題はない。

「小さな箱に入っている、ということだったが……その箱は何で出来ているんだい? 木製か、それとも金属製なのかい?」
「……確か、木製だったかな」
「なるほど、木製だね」

納得したような声の後に、かたかたと床にものが置かれる音がする。
どうやらナズーリンも、霖之助と同じようにものを整理しながら探しているらしい。

「……じゃあ、その箱の色は?」
「色、か。確か黒……いや違うな、漆塗りの箱だね。特に模様はなかったはずだから、どちらかと言えば漆器に近い外見のはずだ」
「ああ、そういうことか。……ふんふん、なるほどなるほど」

ナズーリンは納得したように、そう返してきた。
――妙にはっきりとした、まるで後は選ぶだけとでも言いたそうな声であるが、どういうことなのだろうか。

「……となると……ふむ。……ふんっ……! むぅ……?」

少し力を入れるような声の後に、首を傾げたような疑問の声。
本当に探し物をしてくれているのか、よく分からない独り言だ。
まるで、開かないものを無理にでもこじ開けようとしているように聞こえるが――。

「……ナズーリン。何をしてるんだ?」
「……ああ、いや。何でもないよ、気にしないでくれたまえ」

後ろから覗き込む霖之助の視線から、ナズーリンは明らかに手に持っていた何かを隠すように手を引っ込めた。
彼女が隠した物が何であるかは――『それ』を探していた霖之助からすれば、聞くまでもないことだった。

「ほう? 何でもないのなら、今隠したものを出してもらえるかい? 探し物は頼んだが、万引きは頼まれてもお断りだよ」
「……ふん。見ていたなら初めからそう言いたまえ。意地の悪い」

ふい、とそっぽを向いたまま、ナズーリンは隠し持っていたものを後ろの霖之助へと放り投げた。
放物線を描いて飛んできたそれを、霖之助はしっかと掴み取る。
――受け取ったそれはやはり、霖之助が脳内で思い描き、ずっと探していたものと全く同じ箱だった。
どうやら早々に見つけてくれたはいいものの、そのまま勝手に開けようとしていたらしい。
こういうところで抜け目のないところは、ナズーリンらしいと言うべきなのだろうか。
まぁ、いずれにしろ誉められたものでないことは確かではあるが。

「全く……。こうも早く見つけてくれたことには礼を言うが、勝手に開けようとしたのは誉められないな。大した価値のあるものではないと言っただろう?」
「価値があるかどうかは、私が見て決めようと思っていただけさ。これでも鑑定眼にはそれなりに自信があるからね。……それに、こういう時の君の言葉は全部真に受けない方がいいことは、宝塔の一件で身に染みて理解しているからね。信用しろと言う方がまず無理な話さ」
「……君と話していると、飽きない代わりに頭痛が止まらなくなることがあるのが難点だな。まぁ、この店には物を勝手に持って行く輩がよく来るから、こういうものには念のため特殊な封をしておいてあるんだ。力づくでは開けられないから、特に問題はなかったんだが」
「……そういう事を悪びれもせずに言ってのけるあたり、やっぱり性格が悪いな、君は」
「毎度思うんだが、それはお互い様だと言うものだよ。如何にも僕だけ悪いように言わないでもらいたいな」

互いに減らない口を叩き合うのも、もはや慣れたものである。
そんな軽口を交わしながら、霖之助は木箱に封をしていた札に指先を当てる。
途端、ナズーリンがあれだけ力を込めても開かなかった蓋が、いとも簡単に開いた。

もう大分前の話になるが、無縁塚で拾った『主を照合する』用途を持った『指紋照合機』という道具を、霊夢から貰った簡易結界の札と混ぜ合わせた鍵を作成してみたことがあった。
その試作品をこの箱の封に使っていたのだが、ナズーリンでも力づくでは開けられなかったところを見ると成功と言ってよさそうだ。
定めた持ち主にだけしか開けることの出来ない、妖怪の力でも開錠不可能な鍵は、売り出せば商家あたりには非常に好評を博しそうなものだが、如何せん量産出来ないのが唯一にして最大の欠点だろうが。
――閑話休題。
それよりも、この箱が探していたものと相違ないかを確かめる方が先決だ。
早速蓋を開いて、中を確かめる。

「……ああ、これに間違いないな。ありがとう、助かったよナズーリン」
「……」

霖之助の告げる礼に、ナズーリンはじっと霖之助を直視しながら押し黙ったままだった。
表情一つ変えるどころか、むしろ最初から不機嫌そうだった顔つきが、更に不機嫌になったようにも見える。
――いや、事実機嫌が悪いのだろう。
彼女の耳と尾が、その浮かべている表情の険しさに比例するように落ち着きなく動きっぱなしだ。
それは、霖之助が背後に立つナズーリンに気付いた時と同じ――いや、それ以上にも見えた。

「……? どうかしたのかい? 随分と不満そうな様子だが……」
「ふん。どうかしたのか、だって? いやはや、君には恐れ入ったよ。何が目的かも告げないまま。私と。私の好意を。都合よく利用するだけ利用して。用が済んだら後は捨てるだけ、と?」

一言一言をしっかり区切り、かつ強調しながらナズーリンは言い放つ。
――前言撤回。
相当怒っているようだ。何故かは、よく分からないが。

「……言いたいことは分かるが、それだと僕にしか通じない上に、変な誤解を招きそうだ。あらぬ誤解を招きかねない物言いは、厳に慎む事をお勧めするよ。賢将の名が泣くというものだ」
「おやおや、君もおかしな事を言うね。全部事実じゃないか。後は受け取る側の問題さ。……あぁ、そう言えばつい最近、寺にとある天狗が試し読みの新聞を届けに来ることがあってね。何かネタがあれば教えてくれ、と言っていたなぁ」
「……」

ひくり、と頬が引き攣るような感じがした。
幻想郷でも新しい場所である命蓮寺に、わざわざ試し読みの新聞を配りに行く天狗。
そうとだけ聞いてすぐに霖之助の脳裏に浮かんだのは、彼自身もよく知る烏天狗の少女だった。
とは言っても、ナズーリンの言っている天狗が彼女かどうかは分からない。
断定は出来ないが――そうでなくても天狗というものは、総じて面白そうな話題には真っ先に食いついてくるものだ。
霖之助が真っ先に思い浮かべた天狗の少女は、天狗の中ではまだ話の裏を取るという道理を踏むものの、いずれにせよあんな言葉が耳に入ったら最後であることに変わりはない。
その話を聞いた天狗の発行する新聞に、霖之助の話題が載ることは間違いないだろう。
しかも話題的に、新聞の隅に小さく載る程度では済まなそうだ。
――ナズーリンも、勿論そこまで分かっていてそう言っているのだろう。
交渉と言うよりは、完全な脅迫である。
しかも、とびきり解決するのが面倒な脅し文句だ。
ナズーリンの引き出そうとしている譲歩と天秤にかけるまでもないくらいの、だ。

「……はぁ。分かったよ。まぁ、君には手伝ってもらったという事実があるからな。そう無碍には出来ないか……」
「ふふん、さすがは霖之助君。物分りが良くて結構じゃないか」
「一体どの口が言っているのか、入念に問いただしたいところではあるが……まぁいい。ほら」
「ああ」

ナズーリンの望んだ、霖之助の譲歩――霖之助が探していた箱を、ナズーリンへと手渡した。
途端に機嫌が良さそうに薄い笑みを浮かべるナズーリンは、もはや『現金だ』という言葉を超えているようにも思える。
見ているだけ面白くはないが、仕方がない。

「もう一度言っておくが、これは本当に大した価値はないという事だけは肝に銘じてくれ。見たいと言って勝手に落胆されるのは、僕も面白くないからね」
「ああ、分かったよ。……さてさて、君は何を探していたのかねぇ」

まるで舌なめずりでもしそうな雰囲気で、ナズーリンは受け取った箱の蓋へと手をかける。
――正直な話、これだけ霖之助が前置きするという事は、逆に怪しい。
彼は嘘が下手だから、尚更のこと不自然に怪しく感じるのだ。
もしかしたら、価値を見破られないために口ではああ言っているだけで、実際は貴重なものが入っているのかもしれない。
そのために、ナズーリンには中身を教えなかったということは十分に考えられる話だ。
そんな期待を心に秘めて、さっきは渾身の力を込めても動きさえしなかった蓋を開けた。
――そして、その中にあったものを見て一瞬、ナズーリンは固まった。

「……霖之助君。何だい、これは」
「何って……いや、見たままだと思うんだが」

呆れたような霖之助の言葉だが、それも無理はない。
ころり、と箱の中からナズーリンの手のひらの上に転がり出てきたもの――それは、二つの指輪だった。
銀のような白い光沢を持つ金環で出来た、本当に何の変哲もない指輪だ。
この程度の指輪なら、香霖堂でなくとも人里へ行けば手に入るのではないだろうか。そう思える程度の品である。
――しかし、だ。
ただの商品、しかも本人曰く大した価値のない商品に、霖之助がわざわざあんな道具まで作って封をするだろうか。
答えは、否である。少なくとも、ナズーリンが知っている霖之助ならば。

「……ああ、見たままは指輪にしか見えないな。使われているのは白金か? まぁ貴金属には違いないが、指輪自体の大きさがあるわけでもないし、そう高いものではないだろうがね」
「だろう? 特に価値があるわけでもないし、何もおかしいところはないじゃないか」
「私が聞いているのは、この指輪の価値ではないよ。……君お得意の、この指輪の用途の方さ」
「……それこそ、君にしてみれば別にどうでもいい話だと思うんだが」

そう渋る霖之助だが、その反応は逆にナズーリンの疑惑を深めさせるだけだった。
指輪の用途など、決して多くはない。
『装飾用』と言ってしまえば、殆どの指輪がそれに該当するくらいだろう。
殆ど分かっていることを聞く必要もないかもしれないが、逆にそのような答えならばどこにも返答を渋る要素はない。
となれば、恐らくこの二つの指輪は装飾用ではないのだろう。
――しかしまぁ、同じ箱に同じような指輪が二つ入っていたことを考えれば、大体の予想はつく。
予想はつくが、それはあくまで『予想』という未確定事項の範疇を出るものではない。
霖之助自身による言葉をもって初めて確定されるのだ。
そして確定されるまで――ナズーリンには、折れるつもりはなかった。

「ふぅん。私には言えない理由なのかい? 君の言う、この大した価値のない指輪の用途は」
「いや、そういうわけではないが」
「じゃあ言ってみればいい。何、どんな理由でも驚きはしないさ。むしろ隠すと逆に気になるというものじゃないのかい?」
「……まぁ、いいがね」

霖之助は憚ることなく顔を面倒そうに歪め、溜息を吐く。
何とも可愛げのない表情に所作だが、そんな事は瑣末事だ。
いつも通りのやり取りの中でそんな顔をされたのなら腹が立っていただろうが、今はそんな問題などどうでもいい。
――この指輪が何に使われるのかを知れるなら、どうでもいいのだ。

「と言っても、君のことだ。もう既に大体の予想はついていると思うが――それは結婚指輪だよ」
「……ふぅん。やっぱり、か」
「ああ。特に変わった点はない、普通の指輪さ」

そうして告げられたのは、ナズーリンの予想通りの用途だった。
予想していたので、特に驚きはない。寧ろ、状況から考えれば真っ当な回答なのだろう。
だが――。

「……」

ぎゅ、と、木箱を持った手に力が入る。
意識的な動きではないそれが、むしろナズーリンの心情を忠実に物語っていた。
――もし、この指輪の用途が装飾用だったのなら。
霖之助の口から用途を聞きだして、それで終わる事が出来た会話だった。
しかし、そうでなかったのなら、まだこの話を続けなければならない。
この道具を用いるのが、一体誰なのかを問いただすために。

「……君が、使うのかい?」

まるで滲み出たかのような声で、ナズーリンはそう尋ねた。
違うのなら、それでいい。
きっといつもの仏頂面で、はっきり『違う』と言うはずだ。
しかし、万が一『そうだ』と答えられたなら――。

「……ふむ……」
「……」

殆ど無意識の所作だったが、尋ねるとほぼ同時にナズーリンは俯いていた。
霖之助の顔を見ながら答えを聞くのが、妙に怖かったのだ。
別に霖之助がナズーリンの質問に頷いたわけでも何でもなく、仮に霖之助が頷いたとしても、あくまで店主と客の関係でしかないナズーリンからすれば関係ない話だ。
そんなどうでもいいことに、妖怪であるナズーリンが恐れるなど、滑稽にも程がある。
――理性的に考えれば、それが妥当な論理だったことだろう。
しかし、霖之助の思考する声を聞いた時に感じたものは、言葉にすればやはり、少しばかりの不安と恐怖だったのだ。

「……」

そんなナズーリンの心情を知る由もない霖之助は、あくまでいつも通りだ。
実に面倒そうに顔を顰め、目の前の妖怪少女の様子をそれとなく探りながら、どうしたものかと思案する。
さすがに心情までは知らない――紫やさとりのような能力も持たない霖之助が、そんなものを読めるはずもない――ものの、ナズーリンの様子が少し妙なのには、さすがに気付いてはいた。
だが勿論、その理由はとんと分からない。

――別に、誰が使ってもいいものだろうとは思うが……こう珍しく彼女がどことなくしおらしいと、どうも調子が狂うな……。

何故か静かに俯いたままのナズーリンと相対していると、まるで悪戯した子供を叱る大人のようにしか見えない。
勿論、その見方は実情と全く以って違う。
違うが――いつもの彼女なら、不敵な笑みを浮かべたまま真っ直ぐに霖之助を見てくるはずだ。
そうでないと言うだけで、妙に据わりが悪く感じるから不思議である。

――まぁ、隠さなければならないわけでもないか。

そういった推察、思考から霖之助が導き出した答えは、これ以上面倒な方向に事態が悪化するのを防ぐことだった。

「……いや、僕が使うものじゃないよ。まぁ、少しばかり手を加えようとは思っていたが、それは里の人間に売るためのものさ」
「……商品、ということかい?」
「そういうことになるね」

ナズーリンの言葉に頷いて、霖之助は手のひらから二つの指輪と箱を手に取る。
――そこでようやく、俯きっぱなしだったナズーリンが顔を上げた。
いつもとあまり変わらない――ように見えたが、目元だけが少し、違った。
ナズーリンにしては珍しく、霖之助もあまり見たことがない程度に不安そうな目線が、霖之助のそれと中空でぶつかった。

「……しかし、単なる指輪くらいなら、人里でも用は済むじゃないか」
「その通りなんだが、結婚式用となると数は多くなくてね。そもそも幻想郷の式の大部分は神前式で、こういった指輪が必要なかった。需要がなければ供給は生まれないのは当然のことだろう? ……それに、装飾用なら人里にも常備数はあるだろうが、冠婚葬祭、人生の節目となるような重要な儀式に、まさか装飾用の指輪を使うわけにもいかないことは、君ならある程度理解できるはずだ。相応の場には、相応の道具が絶対に必要だということさ」
「それは、そうだが……」

妖怪からすれば、本来人間が行う冠婚葬祭の重要さなど塵芥に等しい。
だが、人妖融和を説く聖のところにいるナズーリンならば、その重要さもある程度は理解している。
――夫婦の契りを神へと誓う儀式に、その儀式の本来の目的用途と違う紛い物など、あってはならないのだ。
それは本人たちはそのつもりがなくとも、偽りを含んだ状態での誓いとなってしまう。
人間相手ならともかく、神へと誓うものに偽りがあった場合の事など、深く考えずとも結末は知れよう。

「……とは言っても、本来なら確かに君の言うとおり、里で新しく造ればいいだけの話なんだが、今回は急ぎの用件らしくてね。最悪、新規の作成を手配するが、もし在庫があるなら回して欲しいという、普段なら来るはずもない里からの仕事が僕の所に回ってきた、というわけなんだ」
「……人里からの仕事、か。君のところに寄越すようなところとなると、もしかしなくても霧雨のところからかい?」
「ご明察、といったところだね。まぁ、簡単すぎる問題でもあるが」

人里の中ならともかく、魔法の森の入り口という辺鄙な場所にある、更に変わった古道具屋に声をかける商店など、霧雨道具店以外にない。
霖之助が元霧雨道具店の店員だったことを知る相手なら、十人が十人そう答えるだろう。
そして、それは間違いではない。

――急ぎの用件なんだが、お前のところに在庫はあるか?

そんな、元奉公人への邂逅の挨拶も風情もない連絡が来たのは、昨日のことだった。
久しぶりに霧雨の親父さんから連絡があったと思えば、と少々の落胆を覚えたが、むしろ此方の方があの人らしいと言えばあの人らしい。
苦笑いしながら、手紙を読んだ霖之助はすぐに頭の中の在庫を探った。
香霖堂にある道具なら、その殆どが名前も、大よその場所も頭の中に入っている。
その中から目当ての品を探り当てるのは、然程時間のかかる作業ではなかった。
ちょうど対になる指輪があったことを、里から連絡を持ってきた使用人に告げると、彼は元々そう期待してはいなかったのだろう、暗かった顔がぱっと輝いた。
その後、この取引の期限や必要な指輪の詳細を使用人から聞き取り、そのまま指輪を探し始めたのだが、思い浮かべた場所に見つからずに今日に至る、というのが昨日から今日への顛末だった。
期限が近いだけに、霖之助もそれなりに焦燥を感じていたので、こうしてナズーリンが訪れて来たのは僥倖と言う他なかった。

「まぁとにかく、こちらの事情としてはそういうわけだったんだ。何にせよ急ぎだったのは違いなかったから、君が見つけてくれて助かったよ」
「ああ。……そう、か。君が使うんじゃないんだな……」
「うん?」

ぽそり、と僅かに耳朶を揺らしたナズーリンの呟きに、霖之助は首を傾げた。
呟きの声量そのものが小さかった上、彼女がやや俯き加減だったせいで上手く聞き取れなかったのだ。
何か自分に伝える事でもあったのだろうか――そう思ったので、疑問半分確認半分で首を傾げたのだが、ナズーリンはそんな霖之助の様子に気付くと、僅かに慌てたように首を振った。

「あ、ああ、いや。まぁ、探し物は得意だからね。このくらいは容易いことさ。寧ろ簡単すぎてどうしようもないくらいだったよ」
「ああ、そういう事かい。君にしてみればそうだったろうが、生憎と僕は君のようにはいかないのさ」
「……なら、少しくらい掃除をしたらいいと思うんだがね」

すん、と鼻を鳴らして、ナズーリンは店の中をぐるりと見渡した。
大方、埃っぽいだとか黴臭いだとか、そういう事を言いたいのだろう。
――何故かこの店を訪れる面々に同じような事を言われるのだが、霖之助としては掃除は必要な時に必要なだけしているので、ナズーリンの言うような小言は寧ろ余計なお世話である。
この絶妙な古臭さがいいのではないか。
やたらと小奇麗な古道具屋など、胡散臭すぎて逆に怪しく見えてくる。
尤も、そういった霖之助の言い分を聞いてくれた相手も、まだ存在してはいないのだが。

「掃除は必要な時にしているさ。他の古道具屋は知らないが、この香霖堂はこれでいいんだよ」
「……その屁理屈も、大分聞き飽きてきたな。まぁ君がそう言うなら、私としては別に構いはしないがね」

やれやれ、と呆れながら、ナズーリンはカウンター前までとことこと歩み寄り、ちょうどそこに置かれていた椅子に飛び乗った。
――どう見てもこれから居座る気満々のその姿に、霖之助は憚ることなく溜息を吐いた。

「……ナズーリン。一応聞いておくが、今日の君はお客かい?」
「いや? いつも通り、ちょっと暇だったから来てみただけだよ。ついでに、閑古鳥の鳴いている古道具屋店主の仕事ぶりでも観察していこうかと思っただけさ」
「……君は暇でも、僕は暇ではないんだがね。これからこの指輪のサイズを合わせたり、研磨をしたりしなくてはならないんだが」
「安心したまえ。別に騒ぎ立てるつもりは微塵もないよ。君とて魔道具の作成ならともかく、指輪の調整くらいなら私がいても作業に問題ないだろう? よもやその程度の腕というわけでもあるまいに」
「……それはそうだがね」

随分と挑発的なナズーリンの言葉だが、ここでそんな言葉に軽々と乗ってはいけない。
ムキになって反論すれば、それこそ相手の思う壷である。
――しかし、ナズーリンがどういう意図で言っているのかは知らないが、せっかく己の腕を見ていくと言うのだ。
ここは改めて古道具屋として道具を扱う腕を彼女に示せば、もしかしたら命蓮寺からの新しい商談のチャンスに繋がるかもしれない。
ならば、それを有効活用させてもらう。
それにナズーリンなら、言葉どおり騒ぐということはないだろう。
大人しくしてくれるなら、むしろ自分の腕を披露するのは吝かではない。

「……まぁいい。静かにしていてくれるなら、僕としても別に構いはしないからね。それじゃあ、そのままかけていてくれ。今お茶を淹れてこよう」
「ああ、すまないね。よろしく頼むよ」

座ったままのナズーリンにそう声をかけて、霖之助は一旦箱をカウンターへと置く。
そうしてから、例の親父さんからの連絡を貰った際に手土産として受け取った菓子餅の場所を思い返しつつ、踵を返す。
確か万が一霊夢に見つかると厄介なので、いつもとは違う場所に隠しておいたのだ。
それを出せばいいだろう、と考えながら、霖之助は奥の流しへと足を向けた。


 ◇ ◇ ◇


「……」

――その背が奥へと消えるのを見送ってから、ナズーリンはちろり、とすぐ目の前の箱へと視線を落とした。
小ぶりだが、その小ささからは想像も出来ない重責を担う用途を持つ、二つの指輪が収まった箱。
今日はこの小さな箱のせいで、色々と思考があちらへ行ったりこちらへ行ったりと大忙しだった。
その殆どはナズーリンの考えすぎであったのだが、それも仕方ないと言えば仕方ない。
普通、『結婚指輪』を必死に探していた異性を見かければ、誰だってナズーリンと同じ事を考えるはずだ。
――その異性が誰かに送るために使うのではないのか、と。

「……ふん。まぁ違ったのだから、今となってはどうでもいいが」

つん、と人差し指で箱をいじりながら呟く。
どうせこの指輪たちは、霖之助の元を離れて旅立っていくのだ。
あの半妖から両方の指輪が離れていくのであれば、別にどうでもいい。
問題になるのは、その片方だけが、霖之助から第三者へと渡された場合なのだが――。

「……いずれ、だな」

まぁ、今のところは保留としておく。
そういった気配も、ナズーリンの感知出来る範囲ではまだない。
だからと言って、余り油断出来るものではなさそうなのが困り物ではある。
特に、よくこの店に来る紅白や白黒は、要注意人物として真っ先に躍り出てくる存在だ。
その他にも、ちらほらと何人か思い浮かべる姿がある。
その存在が悩ましくないと言えば嘘になるが、まぁ今日くらいは別にいいだろう。
霖之助が探していたものを知ってから、もやもやと胸の内を覆っていた妙に据わりの悪い疑問、不安がすっかり解消されたのだ。
せっかく気分がいいのだから、こういう時くらい余計な事は考えずに一緒に過ごせばいい。
珍しく仕事をするという霖之助の顔を見ながら、ゆっくりとお茶をするというのも、そう機会がないという点から言えば、決して悪いものでは無いだろう。

「――ふふん」

いつもは皮肉や嘲笑を含んだ笑みと共に口にする声が、静かな店内に響く。
――しかし、香霖堂の主を待つ今のナズーリンが浮かべている笑顔は、本来のそれよりも遥かに穏やかなものだった。

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コメントコメント


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こらナズーリン、君は女の子だろう。

そういう時は店主がいないのをいい事に自分の薬指に指輪をはめて、
店主とそうなれたらなぁとか思ってにへへって笑って、
そして店主が戻ってきて顔を真っ赤にして慌てるという王道パターンをゲフンゲフン。

とにかく、ナズーリンは可愛いという結論でいいですね。
ご馳走様でした。

唯 | URL | 2011/06/08 (Wed) 18:46 [編集]


今回の霖之助は様子がおかしいですね、里に出すだけなら探してもらうときにちゃんと説明してるはず
そもそも、気づかないくらい真剣にさがしてて、なおかつ探してもらうのに探し物の内容すら渋るとは普通じゃないな
となると、大切なものでさらには、ナズーリンには知られたくなかったたと考えるのが自然だろう。
つまりあれは霖之助が本当に誰かにプレゼントするためのものだったとかんがるのが自然であろう、しかも結婚指輪だからプロポーズもかねてたはず
そこで疑問に思うのはなぜナズーリンにしられたくなかったかというところだが、知られればひと悶着あるからであろう
となるとナズーリンの身近な人物かナズーリン自信か?ということになるが、いくら探してたからといってあげる本人に見つけてもらうとは考えにくい
なら身近な人物だと考えた場合該当する人物は一人しかおもいつかない・・・それは、おっと誰か来たようだ
いったいだれ・・お前は・・うわ・・やめ・・・

猟奇王 | URL | 2011/06/09 (Thu) 00:01 [編集]


天狗Dを感じるコメントが見えry


星だったら、どう反応するのかなあ?ちょい気になるぜ。


ナズーリンも乙女だなあ。いや、ほんと。

すかいはい | URL | 2011/06/09 (Thu) 00:17 [編集]


嫉妬深いナズ

イヤーひさしぶりです mjd
全然これなかったら結構いい勢いで更新されてますな

ナズって独占欲けっこうありますよねww
なんとまあ 可愛い
店主はまあそこら辺無視してるのか、
鈍感なのか
俺としては無視してるに1票
心んなかでは
地味にあせってるに違いない

dact | URL | 2011/06/09 (Thu) 15:10 [編集]


気付いてもらえなくて拗ねる
ナズ可愛いよナズww

ども、貴方のおかげでナズー霖に目覚め
ここまで来てしまった毛玉ことウールです。

拗ねて、悪巧みして、不安がって、安心して、
色んなナズーリンを楽しませてもらいました。
にしても霖之助さん鈍すぎww今更だけどwww

そしてまぁ、俺がコメントしてる時点で予想がついてる
かも知れませんが…
あの…今回もいいですか…?(チラッ

ウール | URL | 2011/06/11 (Sat) 20:57 [編集]


ウールさんの絵から来ましたが、これはほほえましいナズですねー。
実際に「その日」が来たときのナズを含む少女たちの反応が楽しみですw

風生 いずみ | URL | 2011/06/14 (Tue) 12:11 [編集]


 
 

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